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iPhoneのビジネスアプリではGoogleドキュメントやスプレッドシートへのエクスポートが可能

フリーランサーや中小企業の経営者など、多くの人にとって、経費やプロジェクトに費やした時間を記録することは貴重なリソースです。epiPhoné Coders' Guildは、こうした情報を手軽に管理したい人のために、iSpendとPocketPunchlockという便利なアプリケーションを提供しています。両アプリケーションの最新バージョンでは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートへのデータのエクスポート機能も追加されています。

ポケットパンチクロック

iSpendを使えば、iPhoneで経費を追跡できます。複数の「ジョブ」を作成できるので、顧客や目的ごとに経費を分けて管理できるほか、交通費、宿泊費、食費など、経費の種類ごとに分類することも可能です。さらに、領収書の写真を撮って記録と一緒に保存したり、請求対象となる走行距離を追跡したりする機能もあります。Googleドキュメントやスプレッドシートにエクスポートするには無料のGoogleアカウントが必要ですが、カンマ区切り値(CSV)形式で経費を自分宛にメールで送信することも可能です。

PocketPunchclockは、個人的な用途でも仕事上の用途でも、プロジェクトに費やした時間を追跡するのに役立ちます。このアプリケーションはiPhoneの位置情報サービスを利用して、時間を記録した場所を追跡します。日時に加え、経度と緯度も保存できます。複数のクライアントの時間を記録している場合、PocketPunchclockでは複数のタイムシートを保存でき、それぞれにタスクリストが含まれます。iSpendと同様に、PocketPunchclockからデータをエクスポートするには、CSV形式でメールで送信するか、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートに送信します。

iSpend と PocketPunchclock はどちらも App Store で入手でき、iPhone ソフトウェア 2.0 以降を実行している iPhone および iPod touch と互換性があります。iSpend の価格は 11 ドル、PocketPunchclock の価格は 10 ドルです。