83
iPadアプリストアが国際展開

Appleは、iPadが海外市場に導入される約1週間前に、海外の顧客向けにiPadのApp Storeのローカライズ版をひっそりと立ち上げた。

Engadgetが収集した複数のレポートによると、ヨーロッパとオーストラリアのユーザーが、地元のApp Storeからアプリを購入・ダウンロードできるようになったことに気づいているという。また、MacworldはカナダのApp Storeもアップデートされ、iPadアプリが追加されたことを確認した。

この動きは、4月3日に米国で発売された際にiPadを購入した海外の顧客にとっては朗報となるだろう。これまで、アプリを購入・ダウンロードするには、米国のiTunesアカウントを取得するしか選択肢がなく、不可能ではないものの、複雑な操作が必要であり、Appleのポリシーに準拠しているかどうかの疑問が生じていた。

iPadは5月28日に国際的に発売され、Wi-Fi版と3G + Wi-Fi版の両方が、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、スイス、イギリスの9カ国で販売されます。価格は、現地の税法や輸入規制など、様々な要因により国によって異なります。この点は、Appleが発売日を発表(そして延期)して以来、議論の的となっています。