Microtek Labは、フラットベッドフィルムスキャナー「ArtixScan M1」および「M1 Pro」の出荷を開始しました。これらのスキャナーは4800dpiの光学解像度を備え、スキャンアセンブリの下にフィルムスキャン専用のガラスレストレイを備えています。トレイには、35mm(スライドおよびストリップ)、120、220、4インチ×5インチのフィルム用のインサートが付属し、オートフォーカス付きのセカンダリレンズにより、ネガフィルムとスライドフィルムの高解像度スキャンが可能です。インサートをガラストレイに交換することで、特殊サイズのフィルムもスキャンできます。

USB ベースのデバイスには、文書をスキャンするためのリーガル サイズのフラットベッドも搭載されていますが、Microtek は M1 シリーズを主にフィルム スキャナーとして位置付けています。
649ドルのM1には、Photoshop Elements 4.0、LaserSoft ImagingのSilverFast SE Plus、ABBYY FineReader 5.0 Sprint、Microtekのスキャンソフトウェア、そしてスキャナーのプロファイル作成用のKodak IT8反射・透過ターゲットが付属します。799ドルのM1 Proには、Photoshop Elements、FineReader、Microtekのソフトウェアに加え、LaserSoftのフル機能版SilverFast Ai Studioとフィルムホルダーが付属します。
フィルムスキャン用のセカンダリトレイは、1990年代にMicrotek社によって初めて開発され、当初はAgfa社のDuoScanスキャナーシリーズに搭載されていました。私がフラットベッドで撮影した中判カメラの最高のスキャン画像のいくつかは、この初代DuoScanで撮影されたものです。Microtek社は長年にわたりこのコンセプトを改良し、自社ブランドでこの技術を提供することに決めました。この最新世代機の性能を実際に試すのが楽しみです。ちょうどM1 Proをテスト用に受け取りましたので、来月あたりには使用感やサンプルスキャンをいくつかお届けできる予定です。