Appleがポッドキャストアプリ「Scout FM」を買収

ブルームバーグの報道によると、Appleは今年初め、Scout FMアプリを開発する企業を買収した。Appleは定型的な表現で買収を認めたものの、それ以上のコメントは控えている。買収後、アプリはApp Storeから削除された。

Scout FMは、ユーザーの聴取習慣に基づいたAIベースのレコメンデーションエンジンを活用し、ポッドキャストでラジオ局のような感覚を再現しようとしたアプリです。例えば、普段スポーツ番組を聴いている場合、Scout FMは厳選された関連性の高いスポーツポッドキャストを自動生成した「ステーション」を作成します。

このアプリはある程度の人気を博し、CarPlayなどにも対応していました。Appleのプラットフォームに加え、Alexaでも利用可能でした。

Appleは今年、買収に積極的だ。Scout FMに加え、VR企業のNextVRとSpaces、デバイス管理企業のFleetsmith、天気予報アプリのDark Skyを買収した。さらに、この記事を執筆後、BloombergはAppleが経営難に陥っている自動車メーカーMcLarenの買収を検討している可能性を示唆した。

この記事はもともとMacworld Swedenに掲載されました。翻訳：David Price。