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Appleが見せたくなかった奇抜なスキットでWWDCに備えよう

WWDC の寸劇でアプリ承認マネージャーを演じるラリー・デヴィッド

画像: Apple

2014年、AppleがWWDCのオープニングでトレードマークの寸劇を制作したという噂がありましたが、結局放映されませんでした。ラリー・デヴィッド、アプリの承認、「スパイシー・ゴッドファーザー」サンドイッチ、人種差別的なユーモア、そしてエヴァン・シュピーゲルが登場したのですが、Appleは尻込みしたようで、代わりに開発者の素顔を紹介するごくありきたりなビデオを放映したようです。

ラリー・スミスが JB スムーヴに「黒人を叩くのはやめろ」と言ったことや、App Store の承認プロセスがいかに無差別であるかというジョークが続いていることを考えると、Apple がこれを世界に公開することを検討したというのは、ある意味驚くべきことだ。

https://www.youtube.com/watch?v=hgpdtn2Zotw&t=600s

面白くないというわけではありません。むしろ、とても面白いです。ただ、WWDCの基調講演でこんな映像を見るのは予想外です。Appleの誰かがそう思っているのは明らかで、10年間も保管されていたのですから。YouTubeアカウントがどのようにしてこの動画を入手したのかは不明ですが、動画は完全版で公開されています。10分間の動画で、Appleが公開した動画よりもずっと長いと思われます。少し長めではありますが、見る価値は間違いなくあります。

Appleは月曜日午前10時の基調講演でWWDCを開幕します。OpenAIのChatGPTとの統合を含む、数多くのAI機能の発表が期待されています。しかし、ラリー・デヴィッドが登場する可能性は低いでしょう。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。