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ニューフォース NE-7M

注:このレビューは、カナル型イヤホン11機種をレビューしたまとめ記事の一部です。詳しい情報や購入に関する比較アドバイスについては、まとめ記事のページをご覧ください。

ニューフォース NE-7M

NuForceはハイエンドオーディオメーカーですが、最近は手頃な価格帯の製品にも力を入れています。その中には49ドルのNuForce NE-7Mがあり、これは私がテストしたヘッドセットの中で1ドル安いものでした。箱の中には、合成皮革製のキャリングポーチ、ケーブルをシャツに固定するためのクリップ、ゴム製のイヤーチップ3組(小、中、大)、フォーム製のイヤーチップ1組が入っています。

ヘッドホン自体はシンプルながらもすっきりとしたデザインで、90度(角度付き)のヘッドホンプラグ、硬めのプラスチックケーブル、中型のリモート/マイクモジュール、そして銅色の円筒形のイヤーピースが付属しています。フォーム製のイヤーチップは私の耳には小さすぎ、ゴム製のイヤーチップは少し扱いに​​くかったですが、お気に入りのComply製イヤーチップを装着することでフィット感の問題は解消されました。Comply製イヤーチップ、または純正のシリコンチップを適切に装着すれば、遮音性は適度で、快適性も許容範囲内です。

適切な装着感で、NE-7Mのサウンドは実に印象的でした。低音域は豊かですが過剰ではなく、中音域や高音域とのバランスも良好です。高音域のディテールは、Klipsch Image S4iなど、より高価なモデルと同等ですが、最高の音質には及びません。

NE-7Mのインラインリモコンは分岐ケーブルの左側に配置されており、通話時にアクセスしやすいです。一方、マイクの品質は平均的で、Apple純正イヤホンのマイクと比べるとややこもった音が出ます。また、ヘッドホンを接続して音が出ているにもかかわらず、ヘッドホンプラグを揺らさないとリモコンボタンが反応しないという問題が時々発生しました。ただし、この問題を常に再現することはできませんでした。

全体的に、NE-7Mはかなり気に入りました。人間工学と音質には改善の余地がありますが、それでもお買い得です。