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SynologyのDS410 NASサーバーは中小企業をターゲットにしている

木曜日、Synologyはワークグループや中小企業向けの4ベイネットワーク接続ストレージデバイス、新製品DS410 DiskStationを発表しました。約500ドルで販売されるこの製品は、SynologyのDiskStation ManagerファームウェアDSM 2.3を搭載し、暗号化ファイル共有、クラウドへの自動バックアップ、デスクトップおよびネットワークバックアップ、マルチメディアストリーミング、監視、プリントサーバー、マルチメディアサーバー、メールおよびウェブホスティングなど、優れた機能を備えています。

Synology の新しい DSM 2.3 ファームウェアは、ドライブのインターフェイスと使いやすさを大幅に改善するようです。この 2 つの領域は、Synology Disk Station DS409slim のレビューで DSM 2.2 ファームウェアが苦戦した領域です。

DS410 DiskStationは、4つのハードドライブベイに8TBという驚異的なストレージ容量を搭載しています。Synologyのプレスリリースでは、スマートファン、ハイバネーションソフトウェア、電源のオン/オフスケジュール設定など、DS410の環境に優しい機能が謳われています。

Synology DS410 Diskstationも、前モデルよりも高速化しているようです。「Synologyのラボで実施したDS410のテスト結果によると、RAID 5構成では、1ギガビット環境において読み取り速度110MB/秒、書き込み速度54.9MB/秒に達しました」と、Synology America Corp.のテクニカルプロダクトスペシャリスト、フランキン・フア氏は述べています。

ドライブは開梱後すぐに、ユーザーが希望するRAID構成に簡単に設定できます。Synologyのボリューム管理ソフトウェア「Synology Hybrid RAID (SHR)」は、「RAIDに関する知識がほとんどないお客様でも、新しいディスクを追加したり、ディスクの容量をアップサイズしたりすることで、ストレージ容量を非常に簡単に拡張でき、同時にストレージ容量を自動的に最適化します。」

DS410は、Amazon S3サービスユーティリティを使用してクラウドにバックアップする機能も備えています。特にデータ保護に不安のある中小企業向けに、Synologyは重要なデータをオフサイトのクラウドにコピーすることで保護する機能を誇ります。

Synologyは、中小企業を念頭に置いた製品を常に開発しています。競争力のある価格で、中小企業やワークグループの様々なニーズを満たすように設計されたDS410は、注目すべき製品と言えるでしょう。