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ロジクールとスリムデバイスが協力して素敵な音楽を創る
スクイーズボックス

音楽愛好家なら、Slim Devices社といえばSqueezebox(写真)のメーカーとしてご存知でしょう。Squeezeboxは、ステレオに接続して、有線または無線のイーサネット経由でコンピューターから音楽(またはインターネットラジオ)をストリーミング再生するデバイスです。Slim Devices社は音楽のプレイスシフト分野で大きな成功を収めており、その成功ぶりは、コンピューター周辺機器メーカーのLogitech社に買収されるほどです。

買収金額は2,000万ドルで、業績に応じたインセンティブも付帯されました。ロジテックは、この買収がデジタル音楽市場における自社の地位にとって極めて重要であると考えています。

「Slim Devicesの買収により、Logitechはデジタル音楽とホームエンターテイメントのコントロールにおける革新の基盤をさらに強化し、新興市場への対応を強化します」と、Logitechの社長兼CEOであるGuerrino De Luca氏は述べています。「私たちは、家庭内のどこにいてもデジタル音楽を聴き、コントロールしたいという人々に焦点を当てています。Slim Devicesは、ネットワークベースの音楽配信と高音質オーディオの両方の専門知識と、熱心な開発者コミュニティをもたらします。Slim Devicesは、Logitechの既存の技術とヒューマンインターフェースの強みを補完し、音楽愛好家の皆様にデジタルホームの夢をお届けできるよう、さらに貢献していきます。」

一方、スリム・デバイスのCEO、ショーン・アダムスは次のように述べています。

「スリムデバイスは、ロジクールのブランド、小売チャネル、高品質ハードウェアの開発における専門知識、スピーカーやリモコンなどの既存の補完製品のポートフォリオから恩恵を受けるでしょう。ロジクールは、これが同社の事業の急成長分野になると信じており、私たちはそれを実現することを楽しみにしています。」

ロジクール 独自の 音楽ストリーミング製品である、最近発表されたワイヤレス DJ ミュージック システム (Squeezebox と同じ価格で販売) にこれがどのような影響を与えるかについては何も発表されていない。

[Macworld経由]