プロ用オーディオ機器メーカーの Harman は、iOS デバイスからイーサネットベースの Crown アンプのラインを制御できる iOS アプリ「Powered by Crown」をリリースしました。

このアプリは、イーサネット接続で動作する Crown および JBL デジタル オーディオ システムと互換性があり、サウンドのイコライジング、出力レベルの検証、さらにはアンプによって生成される波形のリアルタイムでのモニタリングなど、さまざまなタスクを実行できます。
さらに、Powered by Crownは、同一ネットワークに接続されているオーディオシステムであれば、台数無制限で接続可能です。また、HarmanのSystem Architectソフトウェアを使用してカスタムコントロールインターフェースを作成し、iTunes経由でPowered by Crownと同期させることもできます。
プレスリリースによると、iOS のサポートは、IP ネットワーキング テクノロジを採用し、さまざまなオーディオ システムが独自の HiQnet プロトコルを介して相互に通信できるようにするという同社の長期戦略の一環であり、Harman はこれを「あらゆるタイプ、サイズ、アプリケーションのプロフェッショナル オーディオ システムの信号チェーンですべての製品カテゴリを統合する世界初の接続および制御プロトコル」と宣伝しています。
パイオニアは3月に、iOSデバイスコントロールも利用できるAppleに特化した消費者向けA/Vレシーバーの新製品ラインを発表しました。
Powered by Crown アプリは、iOS 3.1.3 以降を実行している iPad、iPhone、または iPod touch と互換性があり、価格は 4 ドルで、現在入手可能です。