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iCloudとWindows Outlookの同期

読者のH・トーマス・ステイトンさんは、道を踏み外した親戚を助けようとしています。彼はこう書いています。

義理の息子はWindows PCでOutlookを使用しています。現在、iPadとiPhoneの両方を持っています。この2つのApple製品のカレンダーをPCのOutlookと同期させたいと考えています。可能でしょうか?

AppleのWindows用iCloudコントロールパネル(Windows Vista SP2またはWindows 7以降が必要)から同期できます。このコントロールパネルをWindows PCにインストールし、「スタートメニュー」→「コントロールパネル」→「iCloud」からアクセスしてください。メール、連絡先、カレンダーとタスク、ブックマーク、フォトストリームを同期するオプションが表示されます。メール、連絡先、カレンダー、タスクはOutlook(Outlook 2007以降が必要)と同期されます。ブックマークはSafari(5.1.1以降)またはInternet Explorer(IE 8以降)と同期できます。

iCloudコントロールパネル

コントロールパネルを起動し、Apple IDとパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。iCloudと同期する項目を選択し、特定の種類のすべての項目(例えば、すべてのイベントと連絡先)を同期するか、選択した項目のみを同期するかを選択します。これでデータがiCloudと同期されます。現在iCloudと同期されているコンテンツはすべてOutlookに追加されます。また、既存のOutlookデータもiCloudに追加されます。

「マイカレンダー」の見出しの下に、iCloudカレンダーのエントリがすべて表示されます。Outlookウィンドウの上部近くには、新しく「iCloudを更新」ボタンがあり、クリックするとまさにその機能が実行されます。

著者: Christopher Breen、Macworld 寄稿者

クリスはレーガン政権末期からテクノロジーとメディアを取材してきました。ジャーナリストとしての活動に加え、サンフランシスコ・ベイエリアでプロのミュージシャンとしても活動しています。