
画像: ジェイソン・クロス / IDG
先週、iOS 16.1ベータ3がリリースされた後、第1世代AirPods Proユーザーには大きな驚きが訪れました。第2世代AirPods Proで発表された優れた新機能の一つである「アダプティブトランスペアレンシー」が、旧モデルにも追加されたのです。ところが、どうやらこの機能は実際には搭載されていないようです。
ブルームバーグのマーク・ガーマン氏によると、iOS 16.1ベータ版に追加された「アダプティブ透明化」の切り替え機能は「バグ」であり、リリース前に削除される可能性が高いとのことです。現状では、アダプティブ透明化は新型AirPods Proでのみ利用可能で、標準の透明化モードを備えた第1世代モデルとAirPods Maxでは利用できません。
https://twitter.com/markgurman/status/1577007592907321344
外部音取り込みモードでは、イヤホンを装着したまま周囲の音を聞くことができますが、第2世代AirPods Proの新機能であるAdaptive Transparencyでは、85dBを超えるノイズの音量を抑えながら周囲の音を聞き取ることができます。Appleによると、この機能は「パワフルなH2チップ」を活用したデバイス内処理によって実現されており、「走行中の車のサイレン、建設機械、コンサートホールの大音量スピーカーなど、周囲の大きなノイズを低減し、日常のリスニングをより快適にします」とのことです。
詳細な印象とテストについては第 2 世代 AirPods Pro のレビューをお読みください。しかし、初代 AirPods Pro の所有者にはまだアップグレードする理由がもう 1 つあるようです。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。