
Exposéは、開いているすべてのウィンドウを俯瞰できるMac OS Xの優れた機能です。では、開いているSafariのタブをもっと詳しく見たいと思いませんか?この壮大な問いに、Cocoamug SoftwareはSafariアドオンTabExposéで答えました。新しい2.0リリースでは、いくつかの嬉しい機能強化が行われました。
以前ご紹介したように、TabExposé には優れた機能があります。Safari のタブをサムネイルに展開し、洗練されたアニメーションで表示することで、開いているすべてのサイトを一目で確認できるのです。Safari のツールバーボタン、またはカスタマイズ可能なキーボードショートカットから呼び出すことができます。
TabExposé 2.0では、マイナーながらも歓迎すべき機能強化がいくつか施されています。10.5 LeopardのSpacesとの連携が大幅に向上し、Safariウィンドウのタブのみが現在のSpaceに表示されるようになりました。また、TabExposéがAppleScriptではなくCoreDock APIを使用するようになったため、Leopardユーザーのパフォーマンスも大幅に向上しました(ただし、10.4 TigerユーザーはAppleScriptのみとなります)。TabExposéの環境設定タブを開いた際にキーボードショートカットウィンドウに自動的にフォーカスが移るなど、2.0ではいくつかのバグも修正されています。
今回のリリースで、Cocoamugの開発者であるJean-Matthieu Schaffhauser氏はTabExposéの価格を6.90ユーロ(約10ドル)に値上げすることを決定しました。「値上げが必要なんです」とSchaffhauser氏はメールで嘆きましたが、その一方で「値上げによって、より多くのアプリケーションのプロモーションで自分のソフトウェアを取り上げられるようになるんです」とも言っていました。とはいえ、タブを大量に使うSafariユーザーにとって、TabExposéは非常に便利なプラグインであり、価格に見合うだけの価値があると言えるでしょう。