iPhone 12は9月上旬ではなく、数週間後に発表される予定です。では、iOS 14はどうでしょうか？
例年、iOSの新バージョンのリリースは9月中旬頃に行われる傾向があります。iOS 13は9月19日、iOS 12は9月17日、iOS 11は9月19日、iOS 10は9月13日にリリースされました。
そう考えると、9月16日から9月23日の間にiOS 14が登場するだろうと思われるかもしれませんが…今年は通常とは異なります。
まず、AppleはWWDCと最初のベータ版のリリースを6月末まで延期しました。これにより、iOS 14のリリース日が数週間遅れる可能性があります。
iOS 14がいつリリースされるかを知るために、昨年のベータスケジュールを見て、新しいiOS 14がいつリリースされるかについての手がかりがあるかどうかを確認しました。
8月25日にリリースされたiOS 14の6番目のベータ版により、アップデートサイクルが1週間に短縮されました。これは新しいリリースに向けて何を示唆しているのでしょうか？
2018年と2019年にリリースされたiOS 12とiOS 13のすべての開発者向けベータ版のリリース日をまとめ、パターンを特定しました。iOS 12と13に加え、すでに公開されているiOS 14のベータ版も調査し、リリース時期の違いがないか、またどのように異なるかを確認しました。
iOS ベータ版の通常のパターンは次のとおりです。
- WWDC の直後に、開発者は最初のベータ版を公開します。
- ベータ 6 または 7 頃までは、Apple は 2 週間ごとに次のバージョンを公開します。
- ベータ 6 または 7 の後は、一定期間、毎週新しいベータ版がリリースされます。
- リリース直前、Apple は週 2 回アップデートをリリースします。
- 最初の WWDC バージョンからすべてのユーザー向けの最終バージョンまで、13 ～ 14 回の反復が行われます。
唯一の例外はiOS 13です。2019年8月中旬、AppleはiOS 13.1のベータ版を開始しました（iOS 13はまだリリースされていませんでした）。簡潔にするため、iOS 13のベータ版にはiOS 13.1も含めました。Macweltの同僚が結果をグラフにまとめています。
今後のiOS 14ベータ版を予測するため、iOS 13ベータ版のリリース日をiOS 14に当てはめました。AppleがiOSの通常のスケジュールを維持し、iOS 14も同じように14回のリリースとなる場合、最終版は10月上旬までリリースされないことになります。iOS 14のリリース日は10月7日（水）と予想しています。
これはおそらく驚くことではないだろう。WWDC 2020は通常より約3週間遅れて開催されたため、iOS 14のリリースも同様に3週間遅れるのは当然である。
iOS 14はAppleの新型iPhoneの発表とほぼ同時期にリリースされる可能性が高いため、このソフトウェアのリリース時期に関する洞察がiPhoneの発売日を決定づける可能性があります。近年、次期iOSのリリースはiPhoneの発表と連動しており、基調講演の1週間後に発表されることが一般的でした。今年も同様の展開になるでしょうか？
Twitter の情報漏洩者 Jon Prosser 氏は、基調講演の日程は 10 月 12 日の週になるだろうと示唆している。これは、私たちの日付の 1 週間前ではなく 1 週間後だ。
AppleはiPhone 12の基調講演前にOSをリリースするのでしょうか？AppleはiOS 14の最終版をスクリーン上で発表したいと考えているはずです。通常であれば、Appleはもう少し待つと予想されますが…今年は状況が異なります。もしかしたら、新型iPhoneが登場する前にiOS 14が登場するかもしれません。
実際、もっと早く登場する可能性もある。iOS 14とiPadOSが9月上旬にリリースされるという噂もある。プロッサー氏は新型iPadが9月第2週に発売される可能性があると示唆しており、欧州委員会（EEC）への提出書類によると、新型iPadが間もなく登場し、iOS 14が搭載されるという。これらの噂が正しければ、iOS 14とiPadOS 14は9月中旬までにリリースされる可能性がある。
iOS 14 の機能とリリース日の詳細については、こちらをご覧ください。
この記事はもともとMacweltに掲載されたものです。翻訳：カレン・ハスラム
