Twitterの第4四半期決算発表の電話会議で、同社の最高財務責任者(CFO)であるアンソニー・ノト氏が、同四半期に月間アクティブユーザー数が400万人減少した理由を説明しようとした際に、奇妙な瞬間がありました。ノト氏は、iOS 8の展開、特にSafariとTwitterの連携におけるトラブルが減少の要因であると軽く説明した後、すぐに他の指標に話題を移しました。
iOS 8 では、ツイートが Safari の共有リンクに自動的に取り込まれなくなりました。
あまり意味が分かりません。SafariのせいでTwitterの月間アクティブユーザー数がこれほど急激に減少するなんて、一体どういうことでしょうか?(ちなみに、Twitterも同四半期に400万人のユーザーを獲得しています。)
TwitterのCEO、ディック・コストロ氏は、ノト氏の発言について釈明しようとし、「iOS 8のリリース時に、TwitterとiOSの統合に関連する予期せぬバグがあった」と述べた。またしても…何だって?
iOS 8の問題は実際には2つあり、どちらもAppleの責任ではありません。Twitterは、以前は月間アクティブユーザーとして分類していた300万人を失いましたが、実際にはTwitterを使用していなかったのです。これらのユーザーはTwitterアカウントをSafariに接続し、ブラウザがツイートを共有リンクに自動的に取り込むことを許可していました。iOS 8では、この自動ポーリングは廃止されました。さらに100万人のユーザーが、iOS 8にアップグレードした後、Twitter側の暗号化の問題によりTwitterアカウントに再度ログインできなくなったと、コストロ氏がBusiness Insiderに語りました。ノト氏によると、その数字は当初100万人を超えていたが、Twitterは暗号化の問題を修正し、多くのユーザーを取り戻すことができたとのことです。しかし、実際にはTwitterを一度も訪れたことがないのにアクティブユーザーとしてカウントされていた300万人は、もういなくなってしまいました。
「私たちはAppleと素晴らしい関係を築いています」と、コストロ氏は決算説明会ですぐに付け加えた。しかし、本日早朝、Twitterの投資家向け広報チームは改めてこう述べた。
昨日の電話会議で明らかにしたように、iOS 8 にはバグや問題はありませんでした。これはユーザーがアップグレードしたため、Twitter 側の問題です。
— TwitterIR (@TwitterIR) 2015年2月6日
それで決まりです。