
以前にも言ったことがありますが、もう一度言います。もしMacのユーティリティを一つだけ、つまり、日々の業務でMacとそのすべてのプログラムの使い方を改善してくれるソフトウェアを一つだけ選べるとしたら、それはObjective DevelopmentのLaunchBarです。そして金曜日、LaunchBarの本拠地オーストリアから、この由緒あるユーティリティ(キーボードを使ってアプリを素早く起動したり、書類を開いたり、ウェブを検索したり、その他想像できるほぼすべての操作を行える)の新バージョン「LaunchBar 5」がリリースされるというニュースが届きました。
現在 Objective Development の Web サイトからベータ版として入手可能なこの新バージョンには、組み込みのクリップボード履歴 (再起動しても保持されます)、内容を上書きせずに既存のクリップボードに項目を追加する機能、Quick Look のサポート、イベントや ToDo 項目を作成するための iCal との統合など、多数の新機能が追加されています。
私のようなベテランユーザーにとって、LaunchBar 5では環境設定ウィンドウが完全に再設計され、以前の(そして機能不足が顕著だった)バージョンが置き換えられたことは喜ばしいことでしょう。LaunchBarをDockから除外することも可能で、これはLaunchBarを使う上で最も効果的な方法ですが、以前はDock Dodgerを使うかplistファイルを編集する必要がありました。今なら、チェックボックスにチェックを入れてボタンを押すだけで済みます。LaunchBarはAppleScriptでスクリプト化も可能になり、ファイルの圧縮やアプリの制御など、多数の新しい自動アクションが追加され、AppleScriptやシェルスクリプトで独自のカスタムアクションを作成するためのサポートも強化されています。
まだまだたくさんの機能が搭載されているので、新しいベータ版を試してみるのが楽しみです。もちろん、製品版が正式にリリースされたら、完全なレビューを公開する予定です。それまでの間、私がLaunchBarをこれほど愛している理由を説明した昨年作成したビデオをご覧ください。