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iPhone向けの新しいToDoリストアプリ「Any.do」を実際に使ってみた

Any.doは、Androidで誕生し人気を博し、その後iOSプラットフォームにも登場した珍しいモバイルアプリです。Any.doの場合、「後日」とは月曜日のこと。ToDoリストアプリがApp Storeに登場したのです。

Any.doアカウントを作成するか、Facebook経由でアプリにログインできます。iOSデバイスをお持ちで、ToDoリストアプリの混雑ぶりに気を配っている方は、Any.doのインターフェースとClear( )のインターフェースが重なっていることにすぐに気付くかもしれません。ToDoリストを下に引くと新しいタスクが作成され、タスクをスワイプすると完了としてマークされ、シェイクすると完了したタスクが削除されます。

下に引いて放すだけで、新しいタスクを入力できます。入力中、Any.doは賢く実装された自動補完候補を提供してくれます。無害なものから驚くほど優れたものまで、様々な候補があります。「Charge my(充電)」と入力し始めたところ、「camera(カメラ)」「iPod」「phone(電話)」など、妥当な候補がいくつか表示されましたが、FitBitは正解ではありませんでした。「Test(テスト)」と入力し始めたところ、最初の候補は「Test this app(このアプリをテスト)」で、まさに私が求めていたものでした。

音声でタグを追加することもできますが、Any.doはAppleではなく独自の音声文字変換技術を使用しています。初期のテストでは、Any.doの文字変換はiPhone 4Sで慣れ親しんだものよりも遅く、精度もかなり劣りますが、許容範囲内です。また、動作に時々バグが発生することがあります。新しいタスクを作成するかのように下に引っ張ると文字変換が開始されますが、放すことができません。考えをまとめる際に長く下に引っ張ると、Any.doが奇妙な宙ぶらりん状態になり、入力はできるもののアプリ内を移動できなくなり、強制終了して再起動するまでその状態が続きました。

特定のタスクをタップすると、そのタスクを優先度の高いものとしてマークしたり、フォルダーに保存したり、リマインダーをスケジュールしたり、メモを追加したり、メールや Facebook 経由で他のユーザーとタスクを共有したりできます。

横向きにすると、ToDo リストに合わせた便利なカレンダー ビューが表示されます。

Any.doには現在Webインターフェースがありませんが、近日中に公開予定です。Chromeユーザーはブラウザ拡張機能をインストールすることで、Any.doのToDoリストに簡単にアクセスできます。ToDoリストは、リンクされたAny.doアカウントを介してデバイス間で同期されます。

Any.do は無料で、iOS 4.0 以降が必要です。