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フォーマット戦争'06: 私のコピープロテクトに穴があいている、私のコピープロテクト、私のコピープロテクト


メディア、テクノロジー、コンテンツ企業は、世代交代ごとに、自社コンテンツの違法コピーをより困難にしようと努めています(当然のことながら、そのコストは消費者にかかっています)。しかし、セキュリティに対する最大の脅威となるのは、ハイテクな手法ではなく、ローテクな手法であることが判明することもあります。
HD DVDとBlu-Rayを例に挙げましょう。どちらもAACSやHDCPといった恐ろしい略語でコピーを防止する、デス・スター級の強力な技術的対策を誇っていますが、実はこれらの強力な対策は、たった一つのボタンを押すだけで解除されてしまうのです。あのボタン?
プリントスクリーン。
さて、確かに、映画のすべてのフレームのスクリーンショットを撮るのは非現実的に思えるかもしれませんが、少し自動化を加えると、あっという間にMPAAの暗殺部隊に「次のプレビューはR指定です」と言うよりも早く、排除されるでしょう。東芝は、WinDVD(PCでHD DVDとBlu-Rayの両方を再生するために使用されるソフトウェア)の次のバージョンでこのセキュリティホールが修正されると主張しています。
MPAAに申し上げます。『スター・ウォーズ』の完璧なコマ撮りコピーを私の脳内に持っています。さあ、私を捕まえに来てください。
[スラッシュドット経由]