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Appleは最近、macOSに搭載され、ウイルスやマルウェアからOSを保護するソフトウェア「XProtect」をアップデートしました。このアップデート(バージョン2166)は2月22日にリリースされ、XProtectの通常のインストール方法に従い、自動的にインストールされました。
Howard Oakley 氏の最近のブログ投稿ではこの新しいバージョンが指摘されており、Apple はこのアップデートに関するセキュリティ ノートを発行していないものの、XProtect が MACOS.KEYSTEAL.A と HONKBOX_A、B、C という 2 つのエクスプロイトに対する新しい Yara 定義でアップデートされたと Oakley 氏は述べている。また、Apple は通常、定義の中でエクスプロイトの ID を難読化するが、今回は Apple は認識されている名前を使用したと Oakley 氏は述べている。
アップデートがMacにインストールされているかどうかを確認するには、「アプリケーション」>「ユーティリティ」にある「システム情報」アプリをご利用ください。アプリを起動したら、左側の列にある「ソフトウェア」セクションを探し、 「インストール」をクリックします。ウィンドウのメインセクションにリストが表示されます。ソフトウェア名でソートされている場合は、ヘッダーをクリックしてリストを逆順に表示(または一番下までスクロール)し、「XProtectPlistConfigData」のエントリを確認してください。アップデートのバージョンは2166で、El Capitan以降のmacOSで利用可能です。

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アップデートは自動的にインストールされるはずですが、Oakleyが開発したユーティリティのいずれかを使用して強制的にインストールすることもできます。macOSのセキュリティがアップデートされているかどうかを確認する「SilentKnight」、またはmacOSの基本的なセキュリティ機能が動作しているかどうかを確認する「LockRattler」です。これらの無料ユーティリティは、Oakleyのウェブサイトからダウンロードできます。
Oakleyのブログはぜひチェックしてみてください。Macの技術記事とペイントに関する投稿が絶妙にミックスされています。Oakleyは長年のMac開発者であり、数々の優れたMacユーティリティを開発しています。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。