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Google、Androidイベントを1月5日に開催

どうやら、GoogleのCEOであるエリック・シュミット氏は今年初めに同社の取締役を退任した際、Appleの戦略を模倣したようだ。火曜日、Googleは報道関係者に対し、1月5日にカリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogle本社で開催されるイベントの招待状を送付した。All Things Dは招待状のコピーを掲載した。

GoogleのAndroidモバイルプラットフォームに焦点を当てたこのイベントは招待者限定で、記者会見とプレゼンテーション、質疑応答、デモンストレーションで構成されます。(さらに、幸運な参加者にはGoogle特製の美味しいランチが提供されます。)

もちろん、Appleが今年のMacworld Expoから撤退していなければ、1月5日は同社の恒例の基調講演の日になっていたでしょう。しかし、Appleの撤退もあって、今年のMacworld Expoは2月に開催されます。

Googleのイベントは、1月7日にラスベガスで開催される今年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)の直前に開催される。All Things Dのジョン・パツコウスキー氏が指摘するように、CESは2007年のMacworldで行われたジョブズの基調講演でiPhoneが発表され、注目を集めた。(信じられないかもしれないが、 2007年のCESにいた人間としては、誰もが話題にしていたのはiPhoneのことだけだった。)Googleには、コンシューマー・エレクトロニクス業界全体を一気に席巻するチャンスがある。

Googleがイベントで具体的に何を発表するかは、既に大きな議論の的となっている。有力候補は、GoogleブランドのAndroidスマートフォン「Nexus One」だ。しかし、Nexus OneがG1やMotorola Droidといった前身機種とどのように差別化されるのかという疑問は残る。特に、報道やFCCへの提出書類によると、スマートフォンメーカーのHTCが実際に製造する予定とのことなので、なおさらだ。

憶測は主にNexus Oneのビジネスモデルを中心に展開しており、T-Mobileの暗黙の支持を得て、SIMフリーの携帯電話が消費者に直接販売されるという噂もある。この動きは、Nexus Oneを2年契約を求めていないユーザーにも提供し、iPod touchに対するAndroid版の回答となる可能性もある。

少なくとも Nexus One は、Apple タブレットに関する現在の絶え間ない騒ぎから評論家やプロの投機家を逸らす価値のある気晴らしを提供してくれるだろう。