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ライオンターミナルのハッキング

Lionは素晴らしいですが、OSの裏側をいじり回したいという方もいらっしゃるかもしれません。そこで、Lionの様々な動作を微調整できるターミナルの小技をいくつか見つけました。(これらのコマンドの一部では、ターミナルに「デフォルトのペアが存在しません」というエラーが表示される場合があります。ご安心ください。コマンドをもう一度実行すれば、エラーは解消されます。)

回復しないことで正気を取り戻す

Lionの復元機能のおかげで、特定のアプリケーションで開いたままにしていたすべてのウィンドウは、アプリケーションを再起動しても開いたままになります。これはWebブラウザやテキストエディタでは非常に便利です。しかし、特定のアプリ、特に同じドキュメントを頻繁に開く必要がないアプリでは、この機能はむしろ煩わしいものになります。ウィンドウの再開は、実際にはアプリごとに設定する必要があります。PreviewとQuickTime Player Xで再開を無効にするターミナルコマンドは以下のとおりです。

デフォルトは com.apple.Preview NSQuitAlwaysKeepsWindows -bool false を書き込み、デフォルトは com.apple.QuickTimePlayerX NSQuitAlwaysKeepsWindows -bool false を書き込みます。

コマンドを試す前にアプリを終了してください。変更を元に戻すには、「true」を「false」に置き換えてください。

活発な議論

Lionで新しいウィンドウを開くと、iOSからそのまま出てきたような「ズーム」アニメーション効果で起動します。このアニメーションが気に入らない場合(実際の遅延、あるいは体感的な遅延、スタイル上の懸念など)、オフにすることができます。コマンドは以下のとおりです。

デフォルトではNSGlobalDomain NSAutomaticWindowAnimationsEnabled -bool falseを書き込みます

ご想像のとおり、「true」を「false」に交換すると、ズームに戻ります。

読書の喪失

SafariはLionで新しいリーディングリストモードを搭載しました。使いたいかどうかに関わらず、リーディングリストアイコン(眼鏡のアイコン)をSafariのブックマークアイコンの左、戻るボタンのすぐ下の絶好のロケーションから消す方法はなさそうです。

冗談だよ。ターミナルを使えば、絶対に方法はある。

(ヒントを提供してくれた、Hints 読者の nathanator11 に感謝します!)

デフォルトでは、com.apple.Safari ProxiesInBookmarksBar '("Top Sites")' が書き込まれます。

これを元に戻してリーディング リスト アイコンを戻すには、代わりに次のコマンドを使用します。

デフォルトでは、com.apple.Safari ProxiesInBookmarksBar に '("トップサイト","リーディングリスト")' と書き込みます。