
画像: Apple
水曜日に発表されたM4 MacBook Airの一環として、AppleはMacBookの新色「スカイブルー」も発表しました。しかし、それには代償が伴います。MacBook Airの長年の定番であるスペースグレイが廃止され、Appleは今後、スペースグレイのMacを一切提供しなくなります。
スペースグレイは2013年のiPhone 5sで初めて登場しました(発表当時は「『スペースグレイ』と呼ばれるもの」と呼んでいました)。スペースグレイを採用した最初のMacは2015年の12インチMacBookで、私たちはこれを「本格的で洗練された仕上げ」と表現しました。また、Appleの表記である「gray」ではなく「grey」と誤って表記していました。
スペースグレイは、その存在期間中は一つの名前しか持っていませんでしたが、長年にわたり様々な色合いに変化してきました。時には明るく銀色に近い色合いになり、時には暗く黒に近い色合いになりました。これは、デザインの一貫性を誇りとするAppleにとって奇妙な現象でした。Appleはスペースグレイの終了についてコメントしておらず、現在Macで提供されていないからといって、永遠に消えたわけではありません。Appleがいつか復活させる可能性もあるでしょう。
AppleのMacのカラーバリエーションは、コンシューマー向けでは明るくカラフル(よりダークなミッドナイトカラーも1色)、プロ向けではメタリックカラー、そしてティーン向けMac miniではシルバーが揃っています。どうしてもスペースグレイのMacが欲しい場合は、サードパーティの販売店やApple認定整備済製品ストアで旧モデルを購入するしかありません。しかし、iPad AirとiPad miniではスペースグレイは健在です。
Macのスペースグレイの消滅を悼みたい方は、下のスペースグレイ追悼スライドショーをご覧ください。写真を見ながらこの曲を聴くこともできます。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。