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はい、WindowsユーザーはAppleの新しいStudio Displayを主に使用できます。

Studio Displayを備えたApple Studio

画像: Apple

AppleのStudio Displayに熱狂しているのはMacユーザーだけではありません。PCユーザーも熱望しているものの、実際に動作するのか疑問に思っているかもしれません。答えは「動作する」です…まあ、一応は。


The VergeはAppleに確認したところ、同社の新型Studio DisplayはWindows PCに接続しても動作するとのことだ。少なくともディスプレイ部分、ウェブカメラ、スピーカーは動作する。Center Stage、Hey Siri、Spatial AudioといったApple独自の機能はmacOSを必要とするため動作しない。

Appleの担当者によると、Studio Displayの12MPカメラはWindows PCに接続するとUSBカメラのように動作するとのことです。また、Windows PCがThunderboltまたはUSB-C経由で5K 60Hzのビデオ信号を出力できない場合、ディスプレイはその解像度を使用しないことも明確にしています(当たり前のことのように思えますが、時には当たり前のことを明言しなければならないこともあります)。

Studio Displayは結局のところMac用モニターとして設計されており、ディスプレイのデザインに心底惚れ込んでいない限り、Windowsユーザーが購入するケースは少ないでしょう。ソフトウェア機能を除けば、価格に見合った機能はこれだけです。同じコア機能を備えた、より手頃な価格のディスプレイは数多く存在するからです。Appleは、Studio Displayを搭載したMacで仮想化経由でWindowsを実行した場合の動作については明らかにしていませんが、同様の制限が適用されると思われます。

しかし、MacとWindows PCの両方を使う人(ゲームなど)にとっては、Studio Displayは便利な中間モニターになるかもしれません。Studio Displayは現在予約受付中で、3月18日(金)より販売開始となります。

著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター

ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。