61
シュミット氏は、グーグルとアップルの関係は改善に向かっていると語る

Googleの会長エリック・シュミット氏によると、同社とAppleの関係は修復に向かっており、今週、多くの会合を経て両社の関係は改善していると明らかにした。 

シュミット氏は木曜日のアレン・アンド・カンパニー・サンバレー・カンファレンスで、アップルとグーグルは「誇り高く、経営がうまくいっている、異なる2つの企業」だと語った。

2009年にシュミット氏がアップルの取締役を退いて以来、アップルとグーグルの関係は近年悪化している。アップルの故スティーブ・ジョブズ共同創業者とシュミット氏はそれ以前から長年知り合いであり、アンドロイドとクロームOSが発売されて両社がライバル関係になるまで、シュミット氏はアップルの取締役を務めていた。

その後、ジョブズは明らかにGoogleに不満を抱いていた。ウォルター・アイザックによるジョブズの公式伝記によると、彼はこう語った。「必要とあらば、最後の息を尽くしてでも、Appleの銀行預金400億ドルを全て使い果たしてでも、この過ちを正すつもりだ。Androidは盗まれた製品だから、破壊するつもりだ。この件に関しては、熱核戦争でも辞さない覚悟だ。」

2012年にリリースされたiOS 6では、GoogleマップとYouTubeがiPadとiPhoneのOSから排除され、両者の関係の緊張がさらに露呈しました。ユーザーはYouTubeアプリをデフォルトでインストールするのではなく、App Storeからダウンロードせざるを得なくなり、GoogleマップアプリはiOS 6のリリースから2か月後まで登場しませんでした。

今週のサンバレーカンファレンスでシュミット氏がAppleについてコメントし、称賛したにもかかわらず、同じく出席していたApple CEOのティム・クック氏はシュミット氏の講演を聞かなかった。記者のジェシカ・レッシン氏が会場の外でクック氏を目撃した。

[ビジネスインサイダー経由]

参照:

スティーブ・ジョブズのグーグルに対する怒りは本物だったと伝記作家が語る

スティーブ・ジョブズが正しく、これがポスト PC 世代だとしたら、なぜ Google は Chromebook をリリースしたのでしょうか?