読者のデイブ・イングリスさんは、OS X版写真アプリについて「The Question」を投稿しています。彼はこう書いています。
OS X版写真アプリに関する記事を読みました。アプリは素晴らしいですね。現在のiPhotoライブラリを写真アプリに移行するにはどうすればいいでしょうか?
答えは「何もない」です。OS X用写真アプリ(北半球では今春リリース予定)をようやく手に入れて起動すると、iPhotoライブラリをインポートするかどうか尋ねられます。(iPhotoライブラリが複数ある場合は、Optionキーを押しながら写真アプリを起動し、表示される「ライブラリを選択」ウィンドウで使用するライブラリを選択できます。)クラウド同期はデフォルトのシステムフォトライブラリでのみ機能することに注意してください。
iPhoto と同様に、起動時に Option キーを押したままにすると、Photos で開くライブラリを選択できます。
最初に説明したように、この方法では写真アプリが既存の画像を複製することはありません。既存の画像に対してのみ機能します。必要に応じて、iPhotoを起動して画像を編集することもできます。ただし、適用した編集内容は、適用に使用したアプリ内でのみ反映されます。
話はこれくらいにして、細かい話に移りましょう。まず、iPhotoライブラリ内の重複した写真を削除するには、今が最適なタイミングです。この点については、最近「iPhotoライブラリから重複した写真や不要な写真を削除する方法」という記事で取り上げました。この記事を最後まで読んで、私が提案するヒントを実践すれば、iPhotoライブラリが以前のように不要な写真で散らかるのを防ぐことができます。
写真アプリのiCloudフォトライブラリオプションを使ってクラウドに写真を保存する場合、特に写真ライブラリが非常に大きい場合は、重複した画像や画質の悪い画像を削除するだけでなく、もっと多くのことをしたいと考えるかもしれません。Appleが無料で提供しているストレージは5GBしかなく、iCloudフォトライブラリはそのストレージを消費します。(いつでもストレージを追加購入できます。)写真ストレージを5GB以下に抑えるには、かなり徹底した整理が必要になるかもしれません。あまり良くない画像はアーカイブし、良い画像だけをインポートすることを検討してください。
iPhoto ライブラリを「写真」にインポートすると、星による評価がキーワードになります。
iPhoto で画像に評価をつけることもできます。写真アプリには 0~5 つ星の評価システムはありませんが、代わりに画像をお気に入りに登録できます。ただし、iPhoto で適用した星評価はキーワードに変換されます。そのため、後で評価の高い画像をすべて検索したい場合は、写真アプリ5 Starの検索フィールドにキーワードを入力するだけで、そのキーワードを含む画像が表示されます。iPhoto で顔認識をしていない場合は、写真アプリがダウンロードされるまでの間に顔認識をしてみてはいかがでしょうか。顔認識のメタデータは iPhoto から転送されます。
簡単に言うと、今から準備を整えておけば、Photos がついに登場したときに、起動直後からすぐに画像が使えるようになります。
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