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AppleがSSL証明書の更新を怠り、その過程でソフトウェアアップデートが機能しなくなる

今週末、OS Xのソフトウェアアップデートをインストールしようとした方は、インストールできないことに気づいたかもしれません。MacRumorsが指摘しているように、App Storeアプリからソフトウェアアップデートをインストールしようとすると、証明書が無効であるというエラーメッセージが表示されるそうです。原因は?どうやらAppleが問題のSSL証明書の更新を忘れていたようです。

エラーメッセージは「このサーバーの証明書が無効です。「swscan.apple.com」を装ったサーバーに接続している可能性があり、機密情報が危険にさらされる可能性があります。」となっています。一部のユーザー(私を含む)は、代わりに「NSURLErrorDomain error -1012」という警告が表示されたと報告しています。MacRumorsは、無効な証明書がこのエラーの原因でもあるのではないかと推測しています。

アプリストアのエラー

Apple のアップデート サーバーの証明書ステータスを簡単に確認すると、5 月 24 日土曜日に期限が切れていることがわかります。

SSL証明書とは、ウェブサイトの身元を確認するための手段であり、証明機関と呼ばれる組織によって発行されます。ウェブサイト以外の身分証明書のようなものだと考えてください。OS Xのソフトウェア・アップデート機構は、身元を確認するためにAppleのアップデートサーバから証明書を探します。証明書が見つからない、または無効な場合、OS Xはアップデートサーバへの接続を拒否します。 

ソフトウェア・アップデートがいつ再開されるかについてはまだ発表されていないため、それまでの間は、Apple のサポートサイトのダウンロードページにアクセスして、アップデートを手動でインストールするのが最善策です。

著者: Nick Mediati、Macworld 寄稿者

ニックはフリーランスの寄稿者で、TechHiveとPCWorldの元編集者です。言葉遊びと黄色が好きです。