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混乱した電卓

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Your Mac LifeのShawn Kingが、リスナーのTom Durkinさんから、最新版のCalculatorに不具合を発見したというメモを送ってくれました。Tomさんはこう書いています。

10.4.5 で非常に恥ずかしいバグが発生していることに気づきました (10.4.2 では発生しません)。

精度(電卓の表示メニューから)を2に設定すると、「表示されるすべての結果を小数点以下2桁、つまり最も近いペニーに丸める」という意味になり、10.4.2ではまさにその通りです。しかし、10.4.5では「結果を有効数字2桁に丸める」という意味になります。

例えば10.4.2の場合: 2752 – 1 = 2751

しかし、10.4.5 では、2752 – 1 = 2800 となります (2751 は 2800 の 2 桁の有効数字に丸められるため)。

古臭い「先生、これをやると痛いんです!」という文句にオチをつけるだけでなく、このバグは最近のTigerアップデートに同梱されているCalculatorのバージョン(バージョン4.0.4)に特有のものだということを付け加えておきます。私はCalculatorの古いバージョン(バージョン3.2.1)を使ってみましたが、正常に動作しました。

Appleはきっとこの問題に全力を尽くしていて、すぐに修正されるでしょう。それまでの間、この問題を回避するには、「精度」サブメニューで10などを選択するか、「計算機」ウィジェットを使用するか、もっと高性能な計算機を使うのが良いでしょう。James Thomson氏の優れた19ドルの計算機「PCalc」が思い浮かびます。