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Seagateが企業向け自己暗号化ドライブを出荷

シーゲイトテクノロジーは火曜日、同社のエンタープライズクラスのハードドライブのポートフォリオ全体にシーゲイト自己暗号化ドライブ(SED)を出荷すると発表した。

自己暗号化オプションに含まれるハード ドライブは、Savvio 15K.2、Savvio 10K.3、Constellation、および Cheetah 15K.7 ドライブです。

Seagate は 2007 年から消費者向けにフルディスク暗号化を提供し、企業向けにはローエンドの Momentus 5400 ドライブで提供してきました。

Seagateは、医療および金融サービス分野において、顧客データに高いレベルのセキュリティが求められる規制当局の監視下にある企業や組織をターゲットに、この新しいハイエンドSEDオプションを発売する。「毎日5万台のドライブとテラバイト単位のデータが組織から出荷され、保証のために返却されるドライブの90%には読み取り可能なデータが含まれているため、ドライブの安全な廃棄は世界中の企業にとって重要な課題です」とSeagateは声明で述べている。

ガートナーのストレージ調査担当副社長、エリック・ウエレット氏は、自己暗号化ドライブは企業が導入できる最も簡単かつ費用対効果の高いセキュリティ対策の一つであり、「再利用、廃止、廃棄、修理、置き忘れ、盗難」されたドライブやシステムで発生する可能性のある侵害から保護すると述べた。

「すべてのディスクメディアは最終的には企業の管理下から外れるため、SED を使用することで、システムのライフサイクルの重要な段階でデータが保護されることが保証されます」とウエレット氏は声明で述べています。

SeagateはIntelおよびLSIと提携し、自社のSEDを両社のプロセッサおよびサーバーネットワークインターフェースカードに搭載されているローカル暗号化キー管理およびTCGベースのセキュリティ技術と統合しました。Seagateによると、リセラーやシステムインテグレーターは、「国家安全保障に十分な強度を持ちながら、IT部門が1人で管理できるほど容易な」、より安全なシステムアーキテクチャを構築できます。

「インテル サーバー ボード S5520HC などのインテル サーバー ボードを新しいインテル RAID コントローラー RS2BL080 および Seagate の自己暗号化ドライブと組み合わせて使用​​することで、保存データはディスク ドライブ自体でネイティブに保護されます」とインテルのチャネル サーバー製品担当ゼネラル マネージャー、デビッド ブラウン氏は声明で述べています。