日記帳はプレティーンの女の子だけのものではありません。まあ、リサ・フランク風のグラフィックとハート型の南京錠、そしてグリッター(ああ、グリッター!)がついたこの日記帳はプレティーンの女の子向けでしょう。でも、毎日日記を書くという行為自体が、誰にとっても良いことなのです。
毎日書くことで、自分の目標を明確にし、目標に向かってどれだけ一生懸命取り組んでいるかを正直に把握し、より創造的に考えることができ、あるいは、小さな達成や自分に誇りを持てる理由を思い出すこともできます。

iPhoneには日記アプリが山ほどあります。Day Oneはその中でも特に優れたアプリです。でも、毎日白紙のページから始めるのが面倒なら、Grid Diaryは良い選択肢です。(執筆時点では、こちらの方が数ドル安いです。)
このアプリは、頭に浮かんだことを何でも書き出す代わりに、8つの質問に答える形式になっています。スマートフォンを横向きにすると、質問と回答が3×3のグリッドに表示され、日付と全体的な気分の指標が中央に表示されます。

提示された質問があまり深く考えさせない場合は、アプリに「質問をランダム化」するよう指示できます。これにより、回答していない質問がすべて置き換えられます。また、「質問を編集」を選択して、独自の質問を作成したり、リストから選択したりすることもできます。
質問の多くは、思慮深い回答を引き出すための、高尚で目標志向のものばかりですが、書き込む量は自由です。たとえ心の内を打ち明けるつもりがなくても、Grid Diaryの質問はより良い習慣へと導いてくれます。アプリでは、読んでいる本、楽しんでいる音楽、運動したかどうか、何を食べたか、何を買ったかなど、毎週、毎月記録していく楽しい質問をすることができます。Grid Diaryはアクティビティトラッキングアプリ「Moves」と連携し、歩いた距離、走った距離、自転車に乗った距離などのデータを取得することもできます。

このアプリのミニマルで白黒のiOS 7らしいデザインが気に入っています。多くの追加機能が邪魔にならないように隠されています。そのため、少し見つけにくいかもしれません。カレンダー表示で設定メニューを探してみてください。ここで、質問テンプレートに毎日聞きたい質問を入力でき、オプションでパスコードも設定できます。日記のエントリはiCloudに同期でき、EvernoteやDropboxにエクスポートすることもできます。「とにかく何でも書く」というありきたりな日記帳に代わるアプリを探しているなら、Grid Diaryは試してみる価値があります。