モトローラ・モビリティは月曜日、Androidデバイス向けのエンタープライズセキュリティおよびデバイス管理製品を開発する3LMを買収したと発表した。
モトローラは、3LM の技術は IT 管理者の使いやすさ、管理コスト、セキュリティに関する懸念に対処するものであり、同社の製品はエンタープライズ セキュリティ機能の開発を可能にすると述べた。
モトローラが2つの別々の会社に分割された際に最近設立されたモトローラ・モビリティは、2010年末に取引を完了した。同社は取引条件を明らかにしていない。
セキュリティ企業によると、3LMはデバイスが従うべき「モビリティの3原則」を表しており、悪意のあるコードやコンテンツからユーザーを保護すること、データと通信をセキュリティ保護することでデバイス自体を保護すること、セキュリティ上の問題を引き起こさない限りユーザーの指示に従うことなどだという。
モトローラは3LMの技術を自社のAndroidスマートフォンに採用する一方で、他の端末メーカーにもこの技術の利用を認めたいと考えている。携帯電話メーカーが競合他社に技術を販売するというこの戦略は、歴史的に見て困難を極めてきた。
モトローラはAndroidに大きく賭けており、すべてのスマートフォンにAndroidを採用しています。すでに一部のAndroidスマートフォンには、企業向けのセキュリティ機能を追加しています。
BlackBerryスマートフォンは一般的に最も高度なセキュリティ機能を備えていますが、Appleは自社のスマートフォンが企業の基本的なセキュリティニーズを満たすよう努めてきました。多くの企業は、Androidスマートフォンを使いたいものの、そのプラットフォームには十分なセキュリティ機能がないと述べています。