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iOS 18.3.1がリリースされ、「極めて高度な」セキュリティ欠陥が修正された

AppleはiOSとiPadOSの小規模アップデートをリリースし、バージョンを18.3.1にアップデートしました。変更点はUSB制限モードのセキュリティ修正のみのようです。

USB制限モードとは、iPhoneまたはiPadをコンピュータなどのUSBデバイスにデータ接続する際に、そのデバイスを「信頼」していることを示すためにパスコードを入力する機能です。パスコードを入力しないと、USBデバイスは電力供給のみを行います。Appleによると、今回の修正はこの機能に対する物理的な攻撃経路に対処するものです。

「物理的な攻撃により、ロックされたデバイスのUSB制限モードが無効になる可能性があります。Appleは、この問題が特定の個人を標的とした非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識しています。」

このセキュリティ上の欠陥は特定のユーザーを狙ったものと思われます。Appleはこの非常に重要なセキュリティ対策の修正を急いでリリースしました。修正の有無に関わらず、信頼できないUSBデバイスにiPhoneを接続しないでください。

Appleは1月27日にiOS 18.3をリリースしましたが、新しいSiriを含むいくつかの新しいApple Intelligence機能が搭載されると予想されるiOS 18.4の開発はまだ開始されていません。Appleは今週中にiPhone SE 4をリリースすると報じられており、早ければ火曜日にも発売される可能性があります。

iPhone または iPad を更新するには、設定アプリの「一般」タブ、「ソフトウェア・アップデート」の順に進み、「今すぐアップデート」をタップします。

著者: Jason Cross、Macworld シニアエディター

ジェイソンは25年以上にわたりテクノロジー関連の記事を執筆しています。最初はゲーム関連のメディアで執筆し、その後はエンスージアスト向けPCやテクノロジー全般に注力してきました。複雑なテクノロジーの仕組みを学び、それを誰にでも分かりやすく説明することを楽しんでいます。