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スティーブ・ジョブズの伝記映画は基調講演の舞台裏で3つのシーン構成になっている

ソニーが近々公開するアップルの故共同創業者スティーブ・ジョブズの伝記映画は、Mac、NeXT、iPodの発売前の舞台裏で起こった出来事を描く3つのシーンで構成されていると、映画の脚本家が明らかにした。

ニューズウィークとデイリービーストのヒーローサミットで講演した脚本家のアーロン・ソーキン氏は、脚本は3つの30分間のシーンから成り、ジョブズ氏が3回の基調講演でステージに立つ準備をする様子をリアルタイムで記録するものになると明かした。

ソーキンは、Facebookのマーク・ザッカーバーグを描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』で、アカデミー脚色賞を受賞しました。インタビューの中でソーキンは、昨年亡くなるスティーブ・ジョブズが何度か電話をかけてきて、気に入った作品について褒めてくれたと明かしました。アップルの共同創業者であるジョブズは、ソーキンにピクサー映画の脚本を依頼したと報じられていますが、ソーキンは断ったそうです。

脚本の執筆プロセスについて尋ねられると、ソーキンは、スティーブ・ジョブズに何らかの欠点がなければ、彼について何かを書くことは「意味がない」と述べ、登場人物がどんな人間であるかではなく、その登場人物が何を望んでいるかを観客に示すことを目指していると語った。

ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは5月、ウォルター・アイザックソンのスティーブ・ジョブズの伝記を映画化するためにソーキンを起用したが、その際ソーキンは脚本が「初期段階」にあり、多くの伝記映画化作品にありがちな「ゆりかごから墓場まで」の物語には従わないことを明かしていた。

ソニーのスティーブ・ジョブズ映画は、来年公開予定のアシュトン・カッチャー主演の独立系ジョブズ伝記映画と混同してはならない。

著者: アシュリー・マクロ、Macworld アフィリエイト責任者

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