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サムスン、折りたたみ式コンピューターでOrigamiを凌駕
SPH-P9000

コンピューティングの未来像を思い描く時、Samsungの新しいSPH-P9000は、最近市場で目にしたどの端末よりも未来像に近いと言えるでしょう。1GHzプロセッサ、256MBのRAM、30GBのハードディスク、EVDO接続、WiMax、1.3メガピクセルカメラ、5インチディスプレイといった充実した機能に加え、洗練された折りたたみ式デザインで、重さはわずか580g(約1.3ポンド)です。

このデバイスは、真に生産性の高いモバイルワークに必要な2つの主要な基準、つまりWindows XPのフルバージョンとQWERTYキーボードを備えています。しかし、Sammyのプレスリリースでは答えられていない疑問がいくつかあります。例えば、このデバイスのバッテリー駆動時間はどれくらいでしょうか?小型フォームファクターなのでバッテリーも小さいはずですが、これだけの技術を詰め込むと、相当な電力最適化をしていない限り、かなりの電力消費になると思われます(Engadgetによると、内蔵バッテリーと外付けバッテリーの両方で「長寿命」バッテリーを搭載するとのことです)。また、このデバイスの耐久性も気になるところです。折りたたみや回転を頻繁に行うデバイスなので、繰り返しのストレスにどれだけ耐えられるのでしょうか?

それでも、企業がイノベーションを推進しているのは良いことです。このデバイスの登場は、Appleが数年以内にデザインを完璧に仕上げる準備が整っていることを意味するのではないでしょうか?

[SCI FI Tech経由]