
いやいやいや、 AT&T。新しい「サイド・バイ・サイド」広告で火に火で対抗しようとしているのは分かるけど、火遊びをすれば誰かが火傷する。Verizonと真っ向からサービスを比較するのは、AT&Tにとって必ずしも有利とは言えない。特に、あなたの強みの2つ(最も人気のあるスマートフォンと10万種類のアプリ)は、スライ・ストーンと韻を踏むたった1台の端末のおかげであるのだから。
それに、3Gの体験が「より良い」と主張することさえ、その分野でのあなたの波乱に満ちた経歴を考えると疑問に思えます。とはいえ、Verizonの広告と抑えきれないほどの愛想のなさをめぐって訴訟を起こして失敗した後では、あなたが何か行動を起こさなければならないのは分かっています。Verizonのレベルに落ち込むのではなく、もっと大人の人間になることを考えるべきだったかもしれません。でも、路上で戦うなら、せめてルーク・ウィルソンと大きなマグネットボード以上のものには投資すべきだったのではないでしょうか。(広告全文は下記に埋め込みました。)
しかし、これで厄介な事態に発展してしまった。どうなるかはご存じですよね?『アンタッチャブル』のショーン・コネリーの言葉を借りれば、こちらはルーク・ウィルソン、ベライゾンはオーウェン・ウィルソン。つまり、相手を法廷に引きずり出し、相手は完膚なきまでに叩きのめす、というわけです。このエスカレーションが続けば、近いうちにベライゾンのCMは、ウェス・アンダーソン監督による、ジェイソン・シュワルツマンが人生、愛、そしてまともな3G通信網の追求について思いを巡らせる、風変わりな2時間ものCMになるでしょう。もしかしたらストップモーションかもしれません。
実際、私はそれを絶対に見るでしょう。
[ギズモード経由]
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