1年以上前、バンジー・ソフトウェアはマイクロソフトの傘下に入りました。この取引の一環として、バンジーの株式約20%を保有していたテイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアは、「Oni」や人気リアルタイムストラテジーゲームシリーズ「Myth」など、バンジー傘下のいくつかの権利を取得しました。MumboJumbo Gamesは現在、このシリーズ最新作「Myth III: The Wolf Age」を制作中で、完成次第MacSoftから発売される予定です。その間、テイクツーはMythファンを満足させるため、旧バージョンのMyth IIエンジンをベースにした新作「Green Berets」をリリースしました。

「分隊レベルの戦術戦略ゲーム」と謳われる本作は、プレイヤーを東南アジアのジャングルへと誘います。グリーンベレーには、捕虜救出、敵通信妨害、補給物資集積所の破壊など、様々な目標を持つ10種類のミッションが用意されています。プレイヤーは、砲手、衛生兵、グレネードランチャー、ヘリコプターなど、合計18以上のユニットで構成される分隊を操作します。
Green Beretsは、基本的にはオリジナル版Myth IIのMOD、つまりサードパーティ製アドオンです。既にGreen Beretsをお持ちのユーザーによると、CD自体にMyth II: Soulblighterのコピーが含まれており、専用のBungie.netシリアルナンバーが付与されているため、オンラインでもプレイできるとのことです。Myth IIをベースに開発されているため、モジュール式のアーキテクチャを採用し、マップエディターを搭載しています。マップエディターでは、プレイヤーがレベル、ユニット、目標、マルチプレイヤーマップなどを自由にカスタマイズできます。そのため、Myth IIをお持ちでない方で、このタイプのゲームプレイに興味がある方は、Green Beretsを検討してみてはいかがでしょうか。
このゲームは約20ドルで販売されており、MacとPCで同じ箱で出荷されます。Take Twoのオンラインストアに加え、Electronics BoutiqueやBabbagesなどの小売店でも購入できるはずです。
Green Berets の Mac システム要件には、601/120 MHz 以上のプロセッサ、System 7.5 以上、64MB の RAM、500MB の HD スペース、4x CD-ROM を搭載した PowerPC ベースの Mac が必要です。