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スイスの時計ライセンス業者は、アップルが象徴的なデザインをiPadに使用できることに「驚いた」

AppleがiPadの時計ロゴにスイスの鉄道時計のデザインを使用する許可を取得したというニュースには、疑念が浮上している。これまで時計や置時計において、この象徴的な時計のデザインを独占的に使用するライセンスを保有していたAppleは、Appleへのライセンス取得のニュースに「驚き」を表明した。

Appleは、iPad版iOS 6に新しい時計のロゴが登場したため、スイスの鉄道運営会社SBBとトラブルになった。 

10月13日、SBBは象徴的なデザインの使用に関してAppleとライセンス契約を締結したと発表した。

しかし、スイス国鉄時計のデザインを消費者向けの腕時計や置き時計に採用する長期独占ライセンス契約を結んできたモンディーンは、今回の契約には「驚いた」と語っている。

同社はプレスリリースで次のように述べている。「モンディーンは1986年以来、SBBと契約を結び、SBBデザインに基づく腕時計や置き時計の製造、流通、販売の長期独占ライセンスを保有しており、SBBとアップルの間のライセンス契約について聞いて驚きました。」

モンディーンの共同所有者のアンドレ・バーンハイム氏は、同社がアップル社と「独占的」ライセンスを共有しなければならないというニュースを前向きに捉えたいとして、次のように述べた。「アップル社は自社のデバイスの時計にこのデザインを選択することで素晴らしいセンスを示しています。これでモンディーンの腕時計や置き時計の所有者だけでなく、iPadの所有者も、同じ独特なデザインを楽しむことができます。」

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