
画像: ヘンリー・バレル / ファウンドリー
Apple WatchはSeries 8と新型Ultraモデルで市場を席巻し続けています。しかし、大手開発者は次々とこの小型プラットフォームのサポートを中止しています。その直近の例としては、Microsoftが1月にApple WatchからAuthenticatorアプリを削除するというものがあります。
Microsoftは、Authenticatorのサポートドキュメントでこの変更を発表しました。同社は次のように述べています。「2023年1月にiOS向けにリリース予定のAuthenticatorでは、watchOSがAuthenticatorのセキュリティ機能と互換性がないため、コンパニオンアプリは提供されません。つまり、Apple WatchにAuthenticatorをインストールしたり使用したりすることはできません。」
Authenticatorは他のAppleデバイスでも引き続き動作しますので、他のデバイスでのログインを承認することは可能です。Microsoftが言及しているセキュリティ機能の具体的な内容は不明ですが、同社は最近、番号照合、位置情報コンテキスト、アプリケーションコンテキストといった高度なMicrosoft Authenticator機能に加え、管理者向けの新しいUXとAPIを発表しました。
マイクロソフトは、アプリが機能しなくなるため、1月に削除することを推奨しています。同社は現在も翻訳アプリとOutlookのApple Watchアプリを開発しており、To Doアプリについては来年中にサポートすることを約束しています。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。