Palm OSベースのPDAやスマートフォンをお使いの方で、Snow Leopardへのアップグレードを計画している場合、Macのデータをデバイスと同期するにはサードパーティ製のソフトウェアが必要になります。Snow Leopardは、Palmの衰退期にあるPalm Desktopソフトウェアとの互換性を完全に失います。幸いなことに、Mark/Spaceによると、同社のMissing Sync for Palm OSはSnow Leopardで動作確認済みとのことです。

Mac OS XのLeopardまでのバージョンでは、MacユーザーはPalm OSベースのデバイスをMacと同期させ、AppleのiSyncソフトウェアと連携させるソフトウェアコンポーネントをインストールできました。このソフトウェアは、本日正式にリリースされるMac OS X 10.6「Snow Leopard」では動作しなくなりました。
PalmがMac向けPalm Desktopソフトウェアをアップデートしてからかなりの時間が経ちましたが、近いうちにアップデートする兆候は見られません。Palmは、新型スマートフォンPreに搭載されているオペレーティングシステムであるWebOSのサポートへの移行を進めています。
では、Palm Tungsten や Zire デバイス、あるいは Treo や Centro のユーザーはどうすればいいのだろうか? Mark/Space が発表した声明によると、Palm OS 用の 40 ドルの Missing Sync は Snow Leopard をサポートするという。
Missing Sync for Palm OS は、連絡先情報、カレンダー、タスクをアドレスブックや iCal と同期しますが、それだけではありません。写真の転送、連絡先写真の同期、音楽プレイリストやビデオの同期、Microsoft Entourage、Bare Bones Yojimbo、Mark/Space Notebook (パッケージに含まれるアプリ) とのメモの同期、フォルダー、ドキュメント、ファイルの Palm OS デバイスへのコピー、テキストメッセージの保存や情報の抽出、Treo および Centro の通話履歴の Mac へのコピーも行えます。
Missing Sync for Palm OS は、他の Mark/Space 製品のユーザー向けに 30 ドルの「クロスグレード」としても入手可能です。