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PlayBook OS、Adobe Flashのセキュリティ問題を受けてアップデート

Adobe が Flash Player に関して提起したセキュリティ問題に対処するため、BlackBerry Tablet OS の新バージョンがまもなく BlackBerry PlayBook タブレットの全ユーザーに提供される予定であると Research In Motion が日曜日に発表した。

RIMはブログ投稿の中で、新バージョンのオペレーティングシステム(バージョン1.0.5.2342)にはFlash Playerのアップデートバージョンが含まれると述べた。

Adobeは先週、クロスサイトスクリプティングの脆弱性に対処するため、Flash Playerのアップデートをリリースしました。RIMのサポートページによると、この問題を悪用されると、BlackBerry PlayBookタブレットのユーザーがAdobe Flashコンテンツを読み込む悪意のあるウェブサイトにアクセスした場合、任意のウェブサイトまたはウェブメールプロバイダー上で、ユーザーに代わって操作が実行される可能性があります。

PlayBook のオペレーティング システムは、Adobe Flash を実行するためにゼロから構築されています。

6 月 12 日以降に BlackBerry PlayBook タブレットを購入してアクティブ化するユーザーは、BlackBerry PlayBook セットアップ プロセスの一環として、自動的に最新バージョンに更新されます。

RIMによれば、既存ユーザーはデバイス上でソフトウェアアップデートの通知を自動的に受け取るか、手動でソフトウェアアップデートを確認することができるという。

同社は、PlayBookユーザーがAdobe Flashの問題の影響を受けているという報告はないとしたものの、全ユーザーに対しオペレーティングシステムを更新するよう勧告した。

RIMは先月、欠陥のあるオペレーティング・システム・ビルドで出荷されたことが判明し、PlayBookタブレット1,000台をリコールした。

カナダの同社は金曜日、今後30日間で世界16カ国でタブレットを発売する計画を発表した。対象となる国には、英国、ドイツ、フランス、スペイン、インド、メキシコ、シンガポール、オーストラリア、コロンビア、ベネズエラなどが含まれる。

BlackBerryタブレットOSは、QNX Neutrinoマイクロカーネルアーキテクチャを基盤としています。ガートナーは4月に、QNXのタブレット市場シェアが今年5.6%、2015年には10%に上昇すると予測しました。しかしながら、QNXはAppleのiOSやAndroidオペレーティングシステムに後れを取ることになります。