
画像: デビッド・プライス / ファウンドリー
次期Apple WatchはSeries 10、あるいはAppleの命名規則が維持されればApple Watch Series Xになると思われます。過去のXシリーズ(OS X、iPhone X)では、Appleはこれらの製品を将来に向けてより良い位置づけにするために抜本的な変更を加えました。AppleがApple Watch Series Xでも同じことをするかどうかはまだ分かりませんが、今後の展開を垣間見ることができるようになってきました。
最新の報道によると、The Elecは次期Apple Watchに低温多結晶酸化物(LTPO)OLEDディスプレイが採用される可能性があると報じています。この技術は、薄膜トランジスタ(TFT)のスイッチングと駆動に酸化物を用いるもので、ディスプレイの電力効率が向上し、バッテリー駆動時間を延ばす可能性があります。
Apple Watch XはiPhone 16と共に、今秋発表される見込みです。The Elecによると、AppleはiPhone 16 ProとPro MaxにLTPO OLEDディスプレイ技術を採用し、標準モデルのiPhone 16と16 Plusには低温多結晶シリコン(LTPS)ディスプレイ技術を採用する可能性があるとのことです。LTPO OLED技術は、2025年に発売されるiPhone 17の4つのモデルすべてに採用される可能性があります。
次期 Apple Watch に搭載される可能性のあるその他の機能としては、新しい健康機能、よりスリムなケース、バンド用の新しい磁気取り付けシステムなどがあります。
watchOS 11を搭載したApple Watch Series 10、Apple Watch Ultra 3、そして第3世代Apple Watch SEは、2024年9月に開催されるAppleのGlowtimeイベント(9月のイベントの視聴方法はこちら)で発表されると予想されています。新しいApple Watchの購入を検討されている方は、Apple Watch購入ガイド、Apple Watchのお買い得情報、そしてApple Watchを今すぐ購入すべきか待つべきかについてのアドバイスをご覧ください。今年発売される他のApple製品や、次回のAppleイベントの開催日についてもご興味があるかもしれません。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。