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より良い野球の統計

これを書いている今、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・オレンジ・カウンティ・エンゼルス(最近はどんな名前をつけているのだろう)は、アメリカンリーグ地区シリーズ第5戦の1イニング目を終えたところです。この試合の勝者は、シカゴ・ホワイトソックス、セントルイス・カージナルス、ヒューストン・アストロズに続き、ワールドシリーズ出場を争う残りのチームとなり、10月最終週末頃に世界王者が決定します。つまり、今日は野球をテーマにしたマック・ジェム(Mac Gem)を味わうのにうってつけの日だということです。これから数週間、仕事をしているはずの時間にダッシュボードのスコアボードウィジェットをこっそりと覗き込む膨大な時間を正当化するためだけでも、です。ホットドッグと5ドルのスタジアムビールを除けば、統計データほど野球と密接に結びついているものはほとんどありません。防御率、打点、出塁率。これらは野球ファンが試合の展開を把握し、どの選手がトップに立っているかを記録するのに役立つ数字です。

これまで、Macで野球の成績を集計したい場合、選択肢はほぼMicrosoft Excelに集約されていました。私も、自分が参加しているサイコロ野球リーグの成績管理にExcelを使っています( ちなみに、あなたの 趣味を嘲笑した覚えはありません)。スプレッドシートプログラムは私にとっては便利ですが、レクリエーションリーグのソフトボールチームや子供のリトルリーグのチームの成績管理をしたい人にとって、打率や長打率、その他グラフ化したい統計項目の計算式をいちいちプログラムで入力するのは面倒だと感じる人もいるでしょう。

Pachyderm Software の $12 の Baseball Statbook 1.1.2 (   ) は、こうした統計式をすべて処理してくれるので、打数、ヒット数、打点の記録に集中できます。セットアップが簡単ですぐに使える Baseball Statbook は、数式をあれこれいじったり、防御率の計算方法 (防御率を 9 倍して投球イニング数で割る、という計算方法) を覚えようとしたりするよりも、統計記録を明確にしておきたいリトル リーグの保護者やソフトボールの監督に最適です。

Baseball Statbookの使い方は以下の通りです。チーム名を入力し、Command+Y(または便利なプラスボタン)を押して選手名を入力し、ロースターの入力を開始します。ロースターが完成したら、「試合統計」入力タブをクリックし、チームがプレーした各試合の統計を入力します。ここではある程度のカスタマイズが可能で、19の打撃/守備カテゴリーと11の投球カテゴリーがあり、チェックボックスをクリックするだけで選択または選択解除できます。

野球スタッツブック

Baseball Statbookの真価が発揮されるのは、「統計とレポート」パネルです。入力した試合データを使って、打撃・投球統計、選手個人、試合結果などのレポートを作成できます。ここでも、レポートに表示する統計情報はカスタマイズ可能で、レポートは即座に生成されます。生成された結果は印刷したり、テキストファイルとして保存したり、Baseball StatbookにWebレポートを作成させたりすることも可能です。ビールリーグのソフトボールチームで本塁打数トップに立ったことを世界中に知らせることもできます。

Baseball Statbook には、まだ慣れていないインターフェースの特徴がいくつかあります。たとえば、試合の統計を入力する際、私はほとんどのボックススコアにあるような、打数/得点/ヒット/打点という伝統的な順序から始めることに慣れています。Baseball Statbook では、打席数/シングル/ダブル/三塁打/ホームラン/得点/打点という少し異なる順序が使われており、これには慣れるのに少し時間がかかります。最近のプログラムのアップデートでは、これらのカテゴリの順序を好みに合わせて変更できるようになりました。これは、Baseball Statbook にもっと必要なカスタマイズ機能です。たとえば、チーム名簿ページには、年齢、身長、体重のカテゴリがありますが、平均的なリトルリーグのスコアキーパーにはあまり役に立たないかもしれません。連絡先情報などの独自のカテゴリを作成できれば、そのページをより有効に活用できるでしょう。そうすれば、リトル ジョニーに土曜日のライバルとの試合の開始時刻を知らせることができます。また、このプログラムでは打席数ではなく打席数を使用しているため、この 2 つのカテゴリの違いを認識していないと出塁率の計算が歪んでしまうことにも注意してください。

しかし、これらは些細な不満です。Baseball Statbookには、Excelや、なんと紙とペンといった昔ながらのスコア管理ツールをシャワールームに持ち込むのに十分な機能が備わっています。打率の集計に、スタンドアップ・トリプルを見るのと同じくらい興奮する人なら、きっと満足するでしょう。