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iDrawレビュー:手頃な価格のグラフィックアプリとしては驚くべきパワー

編集者注:以下のレビューは、MacworldのGemFest 2013の一環として掲載されています。7月中旬から9月下旬にかけて、MacworldのスタッフがMac Gemsブログで、注目の無料または低価格のプログラムを簡単に紹介していきます(日曜日を除く)。今年のアプリリストは、毎日更新される便利なGemFestページでご覧いただけます。過去のMac Gemsレビューは、Mac Gemsのホームページでご覧いただけます。

手頃な価格でフル機能のベクターグラフィックアプリを探しているアーティストは、iDraw 2.2(Mac App Storeリンク)を試してみることをお勧めします。Adobe Illustratorの全ての機能には及ばないものの、驚くほどのパワーを備え、しかもほとんどの競合製品よりも安価です。

iDrawのインターフェースは、テキスト、線、図形、曲線といったベクターの基本機能に加え、より高度な機能も豊富に備えています。特に印象に残ったのは、フリーハンドの鉛筆線やブラシストロークを編集可能なパスに変換する機能、不透明度調整機能を備えたPhotoshop風のレイヤー、そしてドロップシャドウなどの多彩なエフェクトです。

バージョン2.2では、RetinaディスプレイとiCloudに対応しました。また、アートワークの縦横比を適正に保つためのPhotoshop風のガイドラインを作成できるようになりました。分かりやすく魅力的なPDFヘルプマニュアルでは、プログラムの全機能を分かりやすい英語で解説しています。

iDrawはEPSファイルとIllustratorファイルをインポートできますが、エクスポートはSVG形式(およびベクター以外の形式)のみです。とはいえ、iDrawは非常に手頃な価格で優れたアプリです。

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