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ゼロックスが自動消去紙を発明


開示:私はゼロックス社の株を多数保有しています。祖父がかつてそこで働いていた際に贈られたものです。しばらくの間、その価値はあまりありませんでした。株価は数年間1桁台で推移し、一時は4ドル近くまで下落したこともありました。しかし、紙の利用を主眼に置いて設立された企業であるにもかかわらず、ここ数年は株価が回復傾向にあります。
それでも、革新ができないわけではありません。例えば、彼らが考案した消せる紙の新しいコンセプトは、本当に素晴らしいと思います。同社は、オフィスにある紙の約40%が1日かそれ以下しか使われていないと推定しています。そこで、インクが約24時間で消える化合物の開発に着手し、同じ紙を何度も再利用できるようにしました。もちろん、まだ試作品なので、この化合物を印刷するには専用のプリンターが必要になるでしょう。しかし、これは賢いアイデアで環境にも優しいので、私は賛成です。それに、いたずらにも使えるでしょう。
以前オフィスで働いていた頃は、メールやウェブページを印刷して人に見せるなど、くだらないことをしていました。時々、どれだけの木を救えただろうかと考え、枕に顔を埋めて静かに泣いてしまいます。ゼロックス、ありがとう。
[ギズモード経由]