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アナリストは、低価格のiPhone miniはAppleにとって「理にかなっている」と語る

モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏は、アップルの最高財務責任者(CFO)ピーター・オッペンハイマー氏との最近の会談を受けて、アップルがより安価な「iPhone mini」を発売する可能性が高いと結論付けた。 

金曜日に投資家に宛てたメモの中で、ハバティ氏は、イノベーションはAppleにとって「最優先事項」であり、同社がiPhoneのラインナップを拡大すると予想していると述べた。また、Appleがハードウェア販売を牽引する「大きな価値を引き出す」新たなサービスを導入するとハバティ氏は考えていると、Apple Insiderは報じている。

12月四半期にアップルの低価格スマートフォン「iPhone 4」の需要が驚くほど好調だったことから、ヒューバティ氏はiPhone miniと呼ばれる低価格の新型iPhoneが同社の売上高と粗利益を増加させる可能性があると考えている。 

「より低価格のiPhoneが合理的であるという兆候もいくつか見受けられる」とヒューバティ氏は述べ、その第一はiPad miniのおかげで新興市場でのAppleの顧客基盤が拡大したことだとした。

「中国の消費者は、(旧世代ではなく)最新バージョンのiPhoneを購入したいという願望を示している」とヒューバティ氏は付け加えた。

「CEO交代にもかかわらず、製品に関する意思決定とイノベーションへの当社のアプローチは、ここ数年変わっていません」とヒューバティ氏は述べた。「素晴らしい製品を作ることは、Appleの中核戦略であり、当社は今後も新製品と新サービスのパイプラインにこれ​​まで以上に自信を持っています。」

また、金曜日のメモの中で、ハバティ氏は、アップルの現金残高が大幅に増加したため、株主への還元額が増加すると予想しており、配当金は6%になる可能性があると述べた。現在、アップルの四半期配当は2.65ドルで、配当利回りは2.3%となっている。