パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は、アップルがHDTVの開発に取り組んでおり、広く推測されているこのデバイスが今年発売されるだろうと改めて主張した。
2009年2月から「iTV」を予測してきたマンスター氏は、火曜日のブルームバーグとのインタビューで、サプライヤーや業界筋に確認したところ、新しいリモコンを備えたアップルブランドのテレビが今年発表される可能性があると語った。
マンスター氏は、アップルのテレビ、3月に発売されると思われるRetina iPad mini、そして低価格のiPhoneの発売が、アップルの株価を押し上げ、投資家を引き付けるのに役立つだろうと期待している。
マンスター氏は、アップルのテレビ業界への進出は本格的なテレビになると確信しているが、同社がもっと高度な機能を持たせるためにセットトップボックス「Apple TV」を改良する計画なのではないかと考える人もいる。

「議論の核心は、改良されたセットトップボックス…テレビに取り付けるホッケーのパックのようなものか、それとも本物のテレビなのかということです」とマンスター氏はインタビューで述べた。「アジアのサプライヤーとの交渉や業界関係者との話し合いを踏まえると、本物のテレビになると考えています。」
「具体的には、リモコンの問題が解決されます。この問題が解決されることが重要な部分になると考えています」とマンスター氏は続けた。「そして、その先にはコンテンツ、つまりオンデマンドのコンテンツがあります。それがApple TVの本質です。」
AppleのCEOティム・クック氏が、テレビは同社にとって非常に関心の高い分野であると認めたことから、Appleのテレビに関する噂が最近再び高まっている。
昨年末、ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセック氏は投資家に対し、アップルのテレビの試作品が「出回っている」と語った。
「ジェスチャー音声制御と新しいユーザーインターフェースが主なイノベーションです」とミセック氏は述べ、新製品は今年の9月か10月に発売される予定だと付け加えた。
別の報道によると、アップルはアジアの部品サプライヤーと協力してテレビのいくつかのデザインをテストしているとのことだ。
[9To5Mac経由]
参照:
アップルのテレビは「最も秘密にされていない」ため、誰もがそれを真似したがっている
マンスター:Apple Televisionは来年末に