
画像: Apple
Appleデバイスはパスワード、ブックマーク、アプリの同期に優れていますが、iCloudの「書類とデータ」に保存されていたファイルが消えてしまったことにお気づきかもしれません。これはAppleが従来の同期サービスを終了したためですが、ご安心ください。ファイルは永久に消えたわけではありません。
復元するには、iCloud Drive をオンにする必要があります。Apple は、5 月 6 日をもって iCloud Documents and Data の提供を終了し、iCloud Drive に置き換えられることを発表しました。Apple のサポートドキュメントによると、iCloud Documents and Data を使用していたアカウントは iCloud Drive に移行済みです。
ファイルを復元するには、iCloud Driveをオンにするだけです。手順は以下のとおりです。
iPhoneまたはiPadの場合
- [設定] > [あなたの名前]に移動します。
- iCloudをタップします。
- iCloud Driveをオンにします。
Macの場合
- システム環境設定に移動します。
- Apple ID (macOS Catalina 以降) またはiCloud (macOS Mojave 以前) をクリックします。
- プロンプトが表示されたら、Apple ID でサインインします。
- iCloud Driveを選択します。
iCloud Drive内には、データを保存するすべてのアプリ用のフォルダがあり、ファイルを自由に出し入れできます。Appleはすべてのユーザーに5GBのiCloudストレージを無料で提供していますが、「iCloud Driveに切り替えても、iCloudに保存されているファイルが使用するストレージ容量は変わりません」と注意書きしています。つまり、以前から十分な容量があった場合は、今も十分な容量があるということです。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。