
オープンソースFTPプログラム「Cyberduck」の新バージョンが今週リリースされました。Cyberduck 4.0の目玉はWindows対応(MicrosoftのOSで動作する初のバージョン)ですが、Macユーザーにとっても今回のアップデートは嬉しい点がたくさんあります。
バージョン4.0の主な改善点の一つに、Dropboxのサポートがあります。さらに、CyberduckはWindows Azureクラウドサービスに接続できるようになりました。これにより、CyberduckはAmazon S3、Google Storage、Google Docsといった既存のクラウドサービスのサポートを拡張します。FTP、SFTP、WebDAVといった従来のファイル転送プロトコルもサポートします。
Cyberduck 4 には、Finder のコンテキスト メニューを使用してファイルをアップロードする機能や、サービス メニューに表示されるファイル アップロード オプション (一部のサードパーティ アプリケーションからファイルをアップロードできる) など、Mac 固有の新しい機能がいくつかあります。
変更ログには、Cyberduck 4 における多数のバグ修正も記載されています。このアプリケーションは無料ですが、寄付をお願いしています。ただし、Mac App Store は寄付ベースのアプリケーションをサポートしていないため、開発者はストアで 24 ドルの固定価格で提供することを選択しました。開発者のウェブサイトからダウンロードする場合、このプログラムは Mac OS X 10.5 以降、Mac App Store 版は 10.6.6 以降が必要です。Windows 版は Windows 7、Vista、または XP が必要です。