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MusicGremlin Wi-Fi MP3プレーヤーを実際に使ってみた
ミュージックグレムリン

少し前に、Zing音楽プレーヤーについてお話ししました。Zingは、聴覚によるエンターテイメント機能とソーシャルネットワーキングを融合させ、真に素晴らしい音楽を聴くことで得られる、ますます得難い高揚感を提供してくれる製品です。しかし残念ながら、それはまだ少し先のことでした。しかし、MusicGremlinがついに登場しました。今、まさに。そしてGizmodoは実際に試す機会を得ました。

では、一体何がすごいのでしょうか?MusicGremlinはWi-Fi対応のMP3プレーヤーで、Wi-Fiネットワーク(オープンネットワークでも有料ネットワークでも)の圏内であれば、MusicGremlinサービスから音楽をダウンロードできます。プレーヤー本体は8GBのフラッシュメモリを搭載していますが、200万曲以上のカタログ(どうやらReal Networks提供のものらしい)にアクセスできます。MP3プレーヤーの価格は299ドルで、音楽の価格はダウンロード1曲あたり0.99ドル、聴き放題14.99ドルと、予想通りの値段です。当然ながら、ネットワークの圏外になったり入ったりした際にどうなるのかという疑問が生じます。ストリーミング再生している曲は、フラッシュメモリにバッファリングされているはずです。とはいえ、14.99ドルのサブスクリプションサービスを選択した場合、プレーヤーが森の小屋に一緒に持ち込まれる可能性は低そうです。深夜以降に音楽をダウンロードした場合にどうなるかはまだ不明です。

さらに、MusicGremlinにはソーシャルネットワーキング機能も備わっており、他のユーザーのプレイリストにアクセスできます。ただし、インターフェースにはまだ改善の余地があるようです。GizmodoのJohn Biggs氏は「使い勝手が悪い」と評しています。

もちろん、64GBという問題は、業界の巨人であるAppleが反応するかどうかという点です。ワイヤレスiPodの噂はiPod本体と同じくらい古いものですが、BluetoothもWi-Fiも、この小さな白い箱に搭載されるのはまだ見られません。Appleは、これを成功させ、そしてうまく機能させるだけの要素を備えているようです。