
画像: アダム・パトリック・マレー
今週初め、コンシューマー・レポートとAppleは、Safariのバグが原因でコンシューマー・レポートのバッテリー寿命テストの結果が不安定になり、Appleのラップトップが初めて同誌から推奨評価を受けられなかったことを明らかにしました。コンシューマー・レポートは再テストを終え、木曜日に新型MacBook Proを推奨評価に修正したことを発表しました。
Safariのバグを発見した後、Appleは修正プログラムを作成し、コンシューマー・レポートはバッテリー駆動時間テストを再実施しました。コンシューマー・レポートはウェブサイトで、新型MacBook Proは「すべて良好なパフォーマンスを示した」と述べています。同誌は、13インチTouch Bar搭載モデル、13インチTouch Bar非搭載モデル、そして15インチモデルをテストしました。再テストの結果、バッテリー駆動時間はそれぞれ15.75時間、18.75時間、17.25時間でした。
これらのテスト結果は、Appleが発表している「ワイヤレスウェブアクセス」と「映画再生」それぞれ最大10時間のバッテリー駆動時間をはるかに上回っています。コンシューマー・レポートは、このテストは実際の使用状況を再現するものではなく、異なるプラットフォーム間で結果を比較できるように設計されていると述べています。例えば、コンシューマー・レポートはノートパソコンのディスプレイを100ニットに設定していますが、これは非常に暗く、暗い場所でしか快適に使用できません。しかし、これはバッテリー駆動時間を節約する設定でもあります。
テスト中に発見されたSafariのバグについては、AppleがApple Beta Software Programを通じてベータ版として修正版をリリースしました。このバグは、Safariを開発者モードで使用し、キャッシュを無効にしている場合にのみ発生します。修正版はベータサイクル終了後に一般公開されます。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。