読者のコリン・メリルさんは、Macでよくあるけれどリスクを伴う作業を自動化したいと考えています。彼はこう書いています。
ゴミ箱を自動で空にするAutomatorワークフローはありますか?Macを使い始めたばかりで、Automatorの使用経験はほとんどありません。
ご存知のとおり、Automatorにはアイテムをゴミ箱に移動するアクション(ファイルとフォルダ領域にあります)はありますが、その後ゴミ箱を空にするアクションは特に用意されていません。これはAppleの賢明な判断と言えるでしょう。なぜなら、そのようなアクションがあると「ああ、あれは削除するつもりじゃなかった!」という状況に陥る可能性があるからです。
しかし、Automatorの賢明な設計者たちは、このような問題に対する回避策を用意しています。その回避策とはAppleScriptです。Appleが作成した「ゴミ箱を空にする」アクションにアクセスできないとしても、ワークフローの一部としてこのタスクを実行するAppleScriptを作成することは可能です。実行時にゴミ箱を空にするだけのワークフローを作成して、その方法を説明します。
Automator を起動し、作成するワークフローの種類 (この場合はアプリケーション ワークフローを選択します) を選択し、表示されるウィンドウで Automator の最初の列の [ユーティリティ] エントリを選択し、[AppleScript を実行] アクションを右側のワークフロー領域にドラッグします。
(* ここにスクリプトを記述します *) というテキストを強調表示し、次のように入力します。
アプリケーション「Finder」にゴミ箱を空にするを伝えます
「AppleScript 実行」アクションの全体的な内容は次のようになります。

ワークフローをデスクトップに保存します。ゴミ箱に何かが入っていること(そして本当にゴミ箱を空にしたいファイルがある)を確認し、ワークフローをダブルクリックして実行します。ゴミ箱が空になります。
それがアイデアです。Automatorのデフォルトツールで特定のタスクを実行できない場合、AppleScriptを使えば実現できる可能性があります。