
Apple TVは、現在の製品ファミリーの中では母艦からの支持が最も少ないという意見に異論を唱える人はほとんどいないだろう(ただし、Cinema Displayは最下位争いで苦戦を強いられている)。とはいえ、Appleは時折、このデバイスに新しいソフトウェアアップデートをこっそりと提供しており、中には気の利いた新機能が追加されることもある。
たとえば、水曜日にリリースされた Apple TV ソフトウェア アップデート 2.4 では、iPhone または iPod touch のフリック ジェスチャを使用してオーディオやビデオの再生を制御する機能、Flickr 検索、新しい表示モード、更新されたトランスポート モードとチャプター モードなどが追加されています。
主な新機能は、デバイスの新しい操作方式です。これは、最新のファームウェア3.0とAppleの無料Remoteアプリケーションのバージョン2.3を実行しているiPhoneまたはiPod touchと連携して動作します[iTunesリンク]。上のスクリーンショットでわかるように、iPhoneを左右にフリックすることでビデオを巻き戻しまたは早送りできます。下方向にフリックするとチャプターマーカーが表示され、ここで左右にフリックしてチャプター間をスキップできます。画面上の任意の場所をタップするだけで再生と一時停止が切り替わり、2本指で左にドラッグするとビデオが10秒巻き戻されます。オーディオの再生を制御するためのジェスチャーも、少し異なります。
新しいFlickr検索機能には、検索条件の保存機能や、常に更新されるストリームをスクリーンセーバーとして利用する機能も追加されました。新しい表示モードでは、映画をジャンル別に閲覧したり、未視聴のアイテムだけをスクロールしたりできるようになりました。同様に、テレビ番組やポッドキャストを日付や番組別に閲覧したり、未視聴のエピソードだけを表示したりすることも可能です。
これらの変更はすべて、Apple TVのソフトウェアアップデートに関するAppleのサポートドキュメントに簡潔に記載されています。Apple TVのファームウェアを最新バージョンにするには、Apple TVで「設定」→「一般」→「情報」→「ソフトウェアアップデート」と進み、最新のソフトウェアの有無を確認してダウンロードしてください。アップデートをインストールしたら、iPhoneの取り扱いに少し注意してください。『LOST』のつまらないシーンを飛ばそうとして、iPhoneをテレビに投げつけてしまうような事態は避けたいものです。
[Mac Rumors経由]